MAツール導入によるメールの自動化とAPI連携がカギとなり、人数は変わらず商談を8倍に増加。

【 要 約 】

　株式会社アイアットOECは、BtoBのクラウドソリューションを幅広く展開しており、デジタルマーケティング活動に力を入れてきた。
　同社では、もともとMAツールの導入をしていたが、問い合わせや比較サイトから取得したリストを手作業で入力したり、CSVデータの取り込みというシンプルなものに留まっていた。しかし、リード数が増えてくるに従い手が回らなくなってきたことをきっかけに、システムとの連携性や拡張性などを考慮し、MAツールの「シャノンマーケティングプラットフォーム(SMP)」への移行を決定した。
　MAツール切り替え後に効果的だったのがステップメールの機能で、以前使用していたMAツールに比べて機能が充実しており、内容の更新が必要な際にも手軽に変更できるようになった。同社には製品・サービスが多いため、ターゲットや条件別に文面を変える必要があるが、この作業をSMPで自動化できた。また、マーケティング、インサイド、営業の人数が変わっていないにも関わらず、商談数は8倍に増えた。この3つの役割が機能できたのも、SMPと営業が使用しているシステムがうまく連携したからこそである。