【 不正検知システム「O-PLUX」 | 事例 】
後払い対策に不正検知システム「O-PLUX」導入で業務の標準化と自動化を実現し、入金率も向上。転売対策には「端末特定オプション」を追加して、入金率がさらに10%向上、返品率は1%減少!
【 要 約 】
株式会社ニコリオは機能性表示食品「FLAVOS(フラボス)」をはじめとした健康食品の企画・製造・販売などの事業を展開している。
同社では後払いの未払いに悩みを抱えていた。支払い意思のない、不正購入を行うケースへの対応では、不正かどうかを受注担当者が目視で判断していたが、ここに課題があった。 課題は大きく、人材、検知精度、作業工数の3点だった。属人化したスキルに依存することはリスクが高いため、誰が作業しても品質にばらつきがないようにするには標準化が必要であり、あわせて工数削減もできる自動化も必須だった。目指すは標準化と自動化だとわかったので、課題を解決できるシステムを探し、かっこ株式会社の不正検知システム「O-PLUX」を知り、導入した。
サービス導入後には、膨大な注文のなかから出荷判断が必要なものは「O-PLUX」が自動で仕分けるため、チェック品質を一定に保てるようになった。また検知精度が向上したことにより、入金率が約1%向上した。
さらに工数も削減されたことから、担当者は他チームとのネットワークの強化や業務上の戦略を考えるなど、本来力を入れるべき業務へと工数を振り分けられるようになった。
「O-PLUX」を導入したことで、新たに転売の課題も見えてきた。一人につき一度しか購入できない特別価格の商品を、同じ顧客が何度も購入しているという状況があった。顧客情報が注文ごとに微妙に変わっているために、それまでの目視チェックではまったく気づけていなかった。転売の課題を解決するために追加したのが「端末特定オプション」である。デバイス情報による検知に特化したサービスで、不正ログインなどの検知を得意とする機能である。
「端末特定オプション」追加後には、入金率と返品率が改善され、入金率は約10%向上し、返品率は1%低下した。
提供企業(団体) : | かっこ株式会社 |
---|---|
利用企業(団体) : | 株式会社ニコリオ |
※記事が表示されない場合はページ下部の関連URLからご確認ください。