【 業務を統合し効率化するクラウドERP「ZAC」 | 事例 】
クラウドERP「ZAC」導入により、案件別損益が見える化。無駄な出費の抑制や、データ精度の向上、業務の効率化を実現。
2022/08/11 8:19 am
【 要 約 】
一般社団法人 電線総合技術センターでは、電線・ケーブルに関する技術の専門機関として、電線・ケーブルの試験・調査・認証等のサービスを提供している。
同社では2030年に向けて中長期的な組織ビジョンを検討するため、過去5年間の財務データ分析を行う機会があったが、きちんとしたデータが取れず思うように現状分析ができなかった。その原因が、独自開発の受注管理システム、Excelで収集する勤怠・工数データ、Accessで構築した請求書発行システム、手作業で仕訳を入力する会計システムなどシステムが複数に分散しており、それらのシステムの運用方法の属人化や職員の感覚による工数の入力、各データの手動での紐づけ等によるものだった。
上記の課題を解決し、システムを統一することで業務標準化をはかりながら、正確なデータが得られる業務基盤をつくりあげるため、ERPの導入を検討した。株式会社 オロのクラウドERP「ZAC」を選んだのは、見積・受注から入金確認まで、一連の流れを1つのシステムで管理できることや、売上に紐づいて購買・工数・経費データを集約でき、案件ごとの正確な損益が把握できる点が大きかった。また、システム運用の属人化からの脱却のために業務の標準化が期待できる点も導入を決めた理由の一つである。
ZAC導入により、併せて売上計上のルールも各事業部で統一したことで、各月の正確な売上予測ができるようになった。また、以前は事業部ごとに担当者レベルで必要な物品を購入しており、経理部では伝票が届くまで何を購入したかの把握ができていなかったが、ZAC導入後は、購買申請が上がった時点で経理が情報を把握できるので、不要な購買品は申請の時点で却下できるようになった。さらに、警告画面により、対応しなければならない業務が一目でわかるようになったり、勤怠・工数管理が自動入力となりデータの精度が向上した。
提供企業(団体) : | 株式会社 オロ |
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利用企業(団体) : | 一般社団法人 電線総合技術センター |
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