プロダクト分析ツール「Amplitude」を導入したことで、アプリとWEBデータを一気通貫で確認でき、適切な施策を打ち出すことでアプリのダウンロード数の向上を実現。

【 要 約 】

　株式会社スペースマーケットは、あらゆるスペースを簡単に貸し借りできるプラットフォーム「スペースマーケット」を提供している。
　同社では、限られた人しかデータにアクセスすることができない状況だったため、役職や職種を問わず、データを活用できる環境の整備をしてデータの民主化を進めたいと考えていた。また、もともと使用していたツールが使いにくく、応答時間も遅かったため、データの分析に時間がかかり作業効率が悪くなっていたため、ツールの置き換えを検討していた。Amplitudeは海外では行動分析ツールとしても実績が豊富で、TwitterやSalesforce等の大手企業も導入しており、日本語対応もしていたため、無料のお試し期間で使ってみて本格的に導入を決めた。
　Amplitudeの導入後、以前使用していたツールと比べて圧倒的に早く、業務課題であった分析にかかる作業効率が改善された。元々エンジニアやデザイナーはあまりデータを見ていなかったが、直感的な操作で簡単に利用できるため、今ではPM、マーケ、エンジニア、デザイナーといったプロダクトに関わる様々な職種のメンバーがデータを活用している。また、Amplitudeでは他のツールではなかなか実装されていない、アプリとWEBのデータが一気通貫して見られる機能がついており、ユーザーIDで紐付くようになっている。この機能を活用して、ユーザーがどういった経緯でアプリをダウンロードしているかが分かったことで、それを他のユーザーにも提案する施策を打ちだしたことで、アプリのダウンロード数が向上した。