【 リアル行動ビッグデータ活用したOMOサービス | 事例 】

ビーコンを活用したリアル行動ビッグデータを活用して劇場の特徴を可視化。そこにコンテンツと位置情報を掛け合わせたSNS広告でCTR3%超えを実現。

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【 要 約 】

 株式会社 TBSテレビでは、ライフスタイルの多様化やメディア環境が大きく変貌した今、グループ全体としてメディアグループからコンテンツグループへの変革を目指している。そして、世界中で大ヒットを記録しているTBS開局70周年記念の舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』がアジア初上陸し、赤坂の街が大きく変貌していくビックプロジェクトにTBSは挑んでいる。そのためのリアルエンタメプラットフォームとしているのが「TBS赤坂ACTシアター」と「IHIステージアラウンド東京」の2つの劇場である。
 舞台の開幕を控える中、赤坂がどのような特徴をもった街であるのかを株式会社unerryのリアル行動ビッグデータをもとに分析し、デモグラフィック情報や普段の行動傾向を偏差値で示す行動DNAや、同日立ち寄りをヒートマップで示して分析を行った。劇場来訪者の特徴を比較すると、訪れる年齢層に大きな差があった一方で「行動DNA」分析では、エリアが離れている割に全般的に類似している結果になったことで、コンテンツへの熱量で街へ足を運ぶ人たちの行動特性に共通項を見つけることができた。
 舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』の開幕に先立ち、まるで目の前に生きた恐竜がいるかのような没入体験ができる「ディノアライブ」を開催した。株式会社unerryのリアル行動データプラットフォーム「Beacon Bank」のデータから過去に恐竜関連のイベントや博物館を訪れた方など、来場可能性が高いと思われる方や、「IHIステージアラウンド東京」に来訪経験がある方を発見し、SNS広告やプッシュ配信を行った。その結果、オンライン上でのクリック率は特にFacebookが好調で3%を超えるほどだった。また、プッシュ広告は劇場がある豊洲駅周辺にて行ったところ約5%という株式会社unerryの過去実績と比較しても非常に高いタップ率を記録した。

記事詳細:https://www.unerry.co.jp/case/tbs/

提供企業(団体) : 株式会社unerry
利用企業(団体) : 株式会社 TBSテレビ

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