【 カスタマーエクスペリエンス・トランスフォーメーション | 事例 】

デジタルを駆使したビジネス変革のために、EYのコンサルティングを受けながらクルーズ船のDX化を推進。顧客満足度の向上や売上の向上、コスト削減を実現。

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【 要 約 】

 ロイヤル・カリビアンの船舶デザインは、これまでもイノベーションの最先端を走り続け、乗客を魅了しながら利用者数を伸ばし続けてきた。一方、遊園地、カジノ、航空会社などの業界に目を向けると、何年も前からモバイルチェックインや専用アプリを顧客に提供している。ここで、ロイヤル・カリビアンは、陸上と水上で完全に統合されたデジタル体験を乗客に提供するチャンスが到来していることに気付いた。
 DXが急速に進む中、変革のペースについていくには革新が不可欠であることを各企業は認識している。EYの調査結果では、CEOの50%が、ディスラプションに立ち向かうために必要な準備ができていないとの見解を示しており、対応できなければ市場におけるリーダーシップや資本が危険にさらされる恐れがある。
 ロイヤル・カリビアンは、あらゆる面で競争力を維持するために、陸上と海上でシームレスにつながる体験を提供することによって、乗客が極上のクルーズ体験を味わえるようにする必要があると気付いた。そのためには適切なパートナーが必要であると考え、EYのプロフェッショナルから支援を得ながらデジタル時代へのクルーズに乗り出すことにした。
 今回、EYが支援したのは、顔認識システムによるチェックインシステムから、荷物が客室に無事に届いたことをメールで乗客に知らせたり、あらゆる年齢層向けのアドベンチャー企画をアプリで表示させ、乗客がいつでも簡単にアクティビティを検索し、計画を立て、予約できるようにするなど、顧客体験を提供するためのシステムである。
 EYの支援を得て、ロイヤル・カリビアンは陸上と水上で完全に統合されたデジタル体験を乗客に提供するという目的を見出すことができた。統合型オートメーションとインテリジェントパーソナライゼーションは乗客の満足度を向上させるだけでなく、船内での収益を高め、コストを削減することを実現する。

記事詳細:https://www.ey.com/ja_jp/consulting/how-digital-transformation-opened-new-channels-for-growth

提供企業(団体) : EY Japan株式会社
利用企業(団体) : Royal Caribbean Cruises Ltd.

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